コラム＊生まれたばかりの赤ちゃんの様子

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▼投稿記事▼

生後4週間以内の赤ちゃんのことを“新生児”と呼びます。
赤ちゃんが生まれてから生後1カ月間は、ママのおなかの中と
まったく違う環境に慣れていく時期です。
また、赤ちゃんは生まれながらにして様々な能力を持っています。

●原始反射が備わっている
生まれたばかりの赤ちゃんには、外の世界で生きていくため、
もともと原始反射が備わっています。代表的なものとして、
手のひらに触れるとキュッと握り返してくる「把握反射」、
おっぱいや哺乳びんに吸いつく「吸啜(きゅうてつ)反射」、
音や体への刺激により腕を抱くように動かす「モロー反射」
などがあります。

●泣いて欲求を伝える
生まれてすぐは泣くことでしか「不快」という気持ちを表すこと
ができません。部屋の温度やおむつ、授乳など、なるべく赤ちゃん
の欲求を満たしてあげるようにしましょう。まだ楽しかったり、
嬉しかったりして笑うのではないのですが「新生児微笑」という
生理的なほほえみを見せてくれることもあります。

●五感は胎児時代にほとんど完成
・視覚
・嗅覚(きゅうかく)
・聴覚
・味覚
・触覚

赤ちゃんはママのおなかから出てもしっかり生きるための力を持って
生まれてきますが、朝起きて夜に寝るという生活リズムを身につける
のはまだまだ先です。
新生児の頃は昼夜を問わず「おっぱい・ねんね・泣く」をくり返します。
慣れない育児を無理して一人で抱え込まず、パパや祖父母など、遠慮
せずに周囲の手を借りましょう。周りに頼れる人がいない時は、自治体
や民間で提供しているサービスの活用を検討してみましょう。
ママの身体の回復にとっても大事な時期なので、くれぐれも無理は
しないようにしましょう。