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アドバイス

体をいたわりながら毎日を自分らしく
妊娠・出産は病気ではありません。かといって、全くこれまで通りでいいかというと、そうでもありません。自分の体をいたわる心づかいを忘れずに、自分らしい妊娠生活を送れるようにしましょう。“体をいたわる”とは動かないことではなく、たとえば家事の途中でも疲れたら我慢をしないで休むなど、自分で体調をコントロールする事です。自分自身の体をよく知り、体の声に耳を傾け、自分の健康管理は自分でするという意識を持ちましょう。楽しく安全なマタニティライフを過ごせるよう、心配な時、不安な時は主治医とよく相談しましょう。
睡眠と休息
妊娠中は十分な睡眠と休息をとりましょう。無理を重ねると、体に負担がかかるばかりではなく、精神的にも辛くなってしまいます。早寝早起きが理想ですが、つわりが酷い時や夜眠れない時は、昼間でも横になって少しでも睡眠をとるようにしましょう。
入浴と清潔
妊娠中は新陳代謝がさかんになるので、毎日入浴するかシャワーを浴び、洗髪もこまめにしましょう。ただし、熱すぎるお湯や長湯は避けましょう。また、お腹が大きくなると足元が見えにくくなるので浴室などで滑って転倒しないように気を付けましょう。
口の中も清潔に保つ
虫歯や歯周病など口腔の病気は、妊娠中に悪くなりやすいものです。こうした病気を防ぐには、まず毎食後に歯を磨くなど、口の中を清潔に保つことが大切です。歯は、栄養を取るための第一関門。妊娠中の栄養摂取は、産まれてくる赤ちゃんの歯を丈夫にする為にも大切です。歯の健康には十分注意しましょう。
家事は夫も積極的に分担を
特にトラブルがなければ、普段の家事はいつも通りこなしましょう。しかし、疲れたり、体が辛い時は無理をしないこと、また前かがみになるなどお腹を圧迫する動作は避け、夫も積極的に家事を分担しましょう。
旅行とスポーツ
妊娠初期と末期の旅行は避けましょう。妊娠4カ月~7カ月頃、医師から安静を指示されていなければ、スケジュールに無理のない旅行は楽しめます。スポーツは、運動不足を解消し、体調を整える為にも効果がありますが、無理は禁物です。妊娠中に始めるなら、妊婦体操やウォーキングがいいでしょう。マタニティスイミングなどのマタニティスポーツは、医師に相談し、許可をもらってから始めましょう。
妊娠中のセックス
こわがってむやみに避けることはありませんが、妊娠初期や妊娠末期は控えめにしましょう。清潔にすることと、お腹を圧迫しないことも大切です。お腹の張りがあったら中止し、出血や休んでもおさまらない張りが起きたら、すみやかに産婦人科を受診しましょう。
妊娠中から乳房・乳首の手入れを
母乳は赤ちゃんに最良の栄養です。母乳は免疫物質を多く含み、赤ちゃんとお母さんのきずなを強くしてくれます。妊娠中は乳房がしだいに大きくなりますが、これも乳腺が発達するため。お母さんの体は、母乳を出すための準備を進めています。母乳をよく出すため、また赤ちゃんが吸いやすく、強い乳首にするために、妊娠中から乳房や乳首の手入れを始めましょう。胎動を感じ始めた頃がスタートの目安ですが、産婦人科や助産師、また母親学級などでもケアの方法を教えてもらえます。マッサジージ中にお腹の痛み、張りがある時や、切迫早産の危険がある場合は中止します。医師の指示を守りましょう。
ケアの方法
妊娠中は血行がさかんになり、乳腺も発達していきます。ブラジャーは乳房を支える程度にし、強く圧迫しすぎないようにしましょう。入浴時には乳房や乳首を清潔にし、入浴後は乳首にコールドクリームやオリーブオイルなどをぬり、軽くマッサージしておきます。乳頭部(乳口部)に“アカ(角栓)”がたまっているようなときは、オリーブオイルを脱脂綿にひたして10分ほど湿布し、“アカ”を除去しておきます。乳首が平ら(扁平乳頭)だったり、へこんでいる(陥没乳頭)と、赤ちゃんは乳首をうまく口に含むことができません。妊娠末期に入ったら乳首を清潔な指でつまみだしておくようにします。産婦人科医や助産師にアドバイスをもらいましょう。
妊娠中・授乳中は禁煙を
たばこにはニコチンや一酸化炭素など有害な物質が数多く含まれています。ニコチンは血管を収縮させますし、一酸化炭素は酸素の運搬をさまたげ、お腹の中の赤ちゃんを 低酸素状態にしてしまいます。その結果、赤ちゃんが低出生体重児になる可能性が高くなりますし、流産や早産、さらに周産期死亡率も高くなります。周りの人の喫煙(受動喫煙)も同様の影響を与える可能性があります。妊婦自身はもちろんのこと、周囲の人も、妊産婦のそばで喫煙してはいけません。産後、喫煙を再開してしまうお母さんもいますが、たばこは母乳の分泌に影響を与え、受動喫煙で赤ちゃんが呼吸器の病気を起こしやすくなったり、SIDSの危険が高くなります。お母さん自身、そして赤ちゃんの為にも、たばこは控えましょう!
お酒も胎児や赤ちゃんに影響を与えます
アルコールは胎盤を通過しやすく、妊娠中の習慣的な飲酒や流産や早産、さらに赤ちゃんの体や中枢神経に異常を起こす可能性を高めます。妊娠中の飲酒はやめましょう!授乳中の飲酒も、母乳の分泌に影響を与えます。また、アルコールは母乳を通じて赤ちゃんに移行します。出産後も、授乳中は飲酒を控えましょう。
妊娠中、気をつけたい感染症
人から人へうつるものもありますが、ペットや家畜など動物や、食べ物・飲み物から感染するものもあります。妊娠中に初感染すると胎児に影響を与えるものもあるので、感染症が疑われる人は妊婦にうつさないよう配慮しましょう。清潔を心がけ、外出後は手洗いを欠かさないことも大切です。また、ワクチン(予防接種)のある病気は、周囲の人があらかじめ予防接種を受けることを検討するとよいでしょう。
※妊娠中や授乳中は接種できないワクチンもあります。
妊娠中の体重増加は自然なこと
妊娠40週のあいだに、赤ちゃんは小さな受精卵から始まって、約3000gの大きさにまで成長します。妊娠中に体重が増えるのも、こうして大きくなっていく胎児や胎盤の重量、羊水、大きくなる子宮や乳房の分、さらに血液の増加、出産と授乳にそなえる母体の皮下脂肪などの為。つまり、お腹の赤ちゃんを育むため、体重が増えるのは自然なことであり、とても重要なことなのです。痩せすぎもいけないし、太りすぎも心配です。元気な赤ちゃんを出産するために、体重増加を適正にコントロールすることが重要です。
1日3食バランスのよい食事が大切です
妊娠前も妊娠中も、食事はバランスよく、適量を食べることが大切です。好きなものや同じようなものばかりでは栄養がかたよるので『食事の中身』を考えることが大切です。
赤ちゃんの骨や歯をじょうぶに
妊娠中の母体のとる栄養は、生まれてくる赤ちゃんの骨や歯の健康にも関係しています。妊娠中は、カルシウムだけでなく、たんぱく質、リン、ビタミンA・C・Dなどの栄養素を含む食品をバランスよくとることが大切です。ビタミンDは赤ちゃんの将来の骨量を高めるためにも重要で、鮭、いわしの丸干し、さんまなどの魚介類、きくらげや干ししいたけなどのきのこ類などに多く含まれています。
葉酸は一生涯、摂取を
妊娠を望んでいる人や妊娠中の女性は、妊娠前から妊娠初期にかけて適量(1日0.4mg)の葉酸を摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害(二分脊椎など)の発症リスクを低下させるという報告があります。また、葉酸は妊娠中の血圧が高くなるのを抑え、さらに将来の高血圧や動脈硬化、がんの予防にもいいとされています。生涯にわたって十分にとることを心がけましょう。葉酸は、ほうれん草、ブロッコリー、春菊などの緑黄色野菜や、枝豆、いちごなどにも多く含まれています。妊娠を計画している女性や妊娠初期の女性には、サプリメントの利用も推奨されています。
妊娠糖尿病とは
糖尿病は、血液中の糖(血糖値)を下げるインスリンというホルモンが不足して、慢性的に血液が高血糖状態になる病気です。小児期に発生するもの、生活習慣病として発症するものがありますが、「妊娠糖尿病」とは妊娠中に発症したか、あるいは妊娠中に初めて発見された糖代謝の低下をいいます。この中には、妊娠によって糖代謝が低下したために発症した、あるいは自分でも気づかずにいた糖代謝の異常が妊娠中に発見されたなど、いろいろな場合があり、また症状の程度もさまざまです。
なお、妊娠中はホルモンの影響や腎機能の変化で、尿中に糖が出やすくなります。そのため尿検査の結果だけでは判断せず、通常は血糖値の測定、糖負荷試験を行います。
母体が妊娠糖尿病になると胎児も高血糖になるため巨大児出生となったり、逆に胎児の発育不全、さらに胎盤機能不全や妊娠高血圧症候群、うまれてからは新生児低血糖症、重い新生児黄疸など、さまざまなトラブルの原因になります。妊娠中は食事療法による糖分の制限など生活管理が重要になるので医師からしっかり指導を受けてください。
また、多くの人は産後に治りますが、中には糖尿病に移行する人もいるので、分娩後もふしめごとに検査を受け、医師の指導を受けることが大切です。
貧血を予防しましょう
妊娠中は月経がなくなるため、鉄の排出量は減少しますが、胎児や胎盤の発育のための鉄の必要量は増加します。そのため、妊娠中は鉄欠乏性貧血になりやすいものです。軽い貧血では自覚症状はありませんが、重い貧血になると、動悸、息切れ、疲れやすい、脱力感、立ちくらみなどの症状が起こります。また、重症の貧血は、微弱陣痛や出産時の異常出血、ショックの原因になる事があります。産後の回復が遅れたり、母乳の出が悪くなる原因ともなります。
貧血を予防するためには、鉄分が豊富な、バランスの良い食事をとることです。動物性たんぱく質や、鉄分の吸収率を高めるビタミンCを含む食品を一緒に食べることも大切です。鉄欠乏性貧血以外に、葉酸などが不足して起こる貧血もあるので、緑黄色野菜なども十分にとりましょう。

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